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はなびし庵とは

すみた酒店|はなびし庵とは

「はなびし庵」は、名張の古町に静かに佇んでいる大きな石の鳥居(通称一の鳥居)のすぐそば、すみた酒店の中にあります。「伊賀まちかど博物館」として、店の一角や築170年の座敷と庭を開放し、幕末の町家の雰囲気を味わっていただいています。

書院造りの奥座敷には、幕末から明治初期に活躍した有名な生人形師、安本亀八の作品、「角田半兵衛夫婦坐像」(当家三代目)を安置してあります。三代目半兵衛の妻であるみかさんの「嫁入り道具」の一部や、町年寄という重責を担っていた当時の「大名火消し装束」等も展示してあり、幕末の商家の暮らしをうかがい知ることができます。

また、名張の歴史や文化、伝統行事を織り込んだ【歴史影絵】をオリジナルに制作。はなびし庵の館長夫婦<劇団 ふたり>が、ご予約に応じて奥座敷にて上演会をしています。古めかしい町家座敷の書院に特製の「ミニ劇場」(影絵を映し出すガラス入りの舞台)をしつらえて、廻り廊下側からライトをあてて影絵を映し出します。




最近では、地元の新聞や雑誌、テレビの旅番組などではなびし庵の活動を紹介していただき、遠方からの観光客さんや、地域の町おこしのグループの方々からもご予約があります。その都度「歴史影絵劇の上演会をして、夫婦でおもてなしをしています。



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