書院造りの座敷
一歩足を踏み入れると、昔なつかしい空間が広がります。
屏風やふすまにも、幕末の町家座敷のロマンがただよっています。
三代目 角田半兵衛夫婦座像
江戸時代の生人形師 安本亀八 作
半兵衛は文政7年(1824)~天保10年(1839)まで町年寄を勤め、名字帯刀を許されていました。商人でありながら武士の装束。
男尊女卑の当時 の世相の中、「夫婦像」は非常に珍しいといわれています。
大名火消し装束 (1803年)
町年寄りを務めていた三代目 半兵衛が誂えた春夏秋冬の火事羽織、袴、石帯、胸あての一揃え一式。
200年以上の時を経ても、カビも虫食いも無く保存されていました。
歴史を感じさせる中庭
座敷の奥には、江戸末期のしつらえそのままの中庭があります。
廻り廊下から「離れ」に、そして、なまこ壁の「蔵」へと続きます。
店内の様子
町を散策した後、ほっとひと息・・・
蔵を整理して出てきた先祖伝来の品々を展示しています。
両替屋天秤・銭箱・柄鏡・京都名所図絵・大和名所図絵・明治大正昭和絵葉書
当店のおすすめの名張の地酒
まぼろしの酒「はなびし」
名張の隠れ酒「乱歩誕生」
純米辛口酒 「名張忍法帖」「半兵衛」